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2010年05月28日

【物流】国交省 トラック産業ビジョン検討会

国交省は19日、第3回「トラック産業の将来ビジョンに関する検討会」を開き、中間整理に盛り込む事項案を協議した。

同検討会は、トラック業界の現状について、国内消費価格の下落がトラック事業者の運賃・料金低下の要因となっていると分析。トラック産業の持続、発展に必要な視点として「サプライチェーン(SC)全体の中での役割」「中国、インドなど新興国での実運送ニーズに対応した海外進出」「環境、安全に対する責任」などを提示した。

規制緩和後の課題では、リーマン・ショック以前の2008年3月末と2010年2月末を比較して、車輌数が4.5%減少したのに対し、実働1日当たりの輸送トン数と実働率、実車率はほぼ横ばいで、「相応の市場メカニズムは働いている」などと分析。現在の元請け、下請けの多層構造自体は「是認」しつつ、弊害解消に向け、さらに議論を深めていくことを確認した。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連