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2010年03月24日

【流通】ICカード学生証と携帯電話を連動させた出席管理・授業支援サービス販売

--- 日本初、ICカード学生証と携帯電話との連携で簡単に出席管理・授業支援 ---

京セラ丸善システムインテグレーション(以下:KMSI)と、コスモ・サイエンティフィック・システムは、ICカード学生証と教職員の携帯電話、学生の携帯電話を連携させ、学生の出席管理と参加型授業を支援する日本初(※)のサービスを2010年4月より販売開始する。

電子マネー機能やIC定期券・乗車券機能を搭載した非接触ICカードが広く普及し、ICカード決済サービスは、今や誰もが日常的に利用するものとなった。大学などの教育機関においても、出席管理や入退室管理、証明書の発行、売店・学食での決済に利用でき、かつ学外でも利便性の高い“ICカード学生証”の導入は今後ますます増えると予測されている。

しかし、ICカード学生証で出席管理をするには、出席管理専用のカードリーダが必要で、出席管理を行うためだけにカードリーダを教室の壁に備え付ける特別な設置工事を行うか、ポータブル型カードリーダを教職員が講義のたびに携帯する必要があり、多大なコストと手間がかかっていた。

KMSIとコスモ・サイエンティフィック・システムは、KMSIの参加型授業支援システム「アカデミアCRV」と、コスモ・サイエンティフィック・システムのIC出席確認システム「先生ケータイ」を連携し、これらの課題を解決する安価で簡単な出席管理と参加型授業を支援できるサービスを提供する。

学生の携帯電話で出席確認ができる「アカデミアCRV」の機能と、教職員の携帯電話をICカードリーダ端末として利用し、ICカード学生証を読み取り出席確認ができる「先生ケータイ」の機能を連携し、出席管理を支援する。これらはいずれも大きな設備投資がなくとも利用できるため、安価でスムーズな導入・運用が見込める。また、「アカデミアCRV」には、テスト、連絡機能などが実装されており、「教職員から学生への一方的な知識の伝達」という従来の授業スタイルを改善する「教職員と学生の双方向コミュニケーションツール」として、その効果を発揮する。


※ KMSI、コスモ・サイエンティフィック・システム調べ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通