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2010年03月18日

【流通】ギフトカードをコンビニなどで陳列・販売可能な新サービスを開始

--- 電算システム 料金収納代行サービスを活用 ---

電算システムは、全国コンビニエンスストアチェーンで展開している料金収納代行サービスを活用し、ギフトカード(プラスチック型プリペイドカード)をコンビニ店舗等で陳列・販売可能とする新サービスを開始する。

従来のプラスチック型プリペイドカードは、百貨店・ファッション雑貨・レストラン等各種ブランドの店舗で利用できるカードとして流通しているが、これらのカードは、金券としての管理が必要であり、また盗難・紛失リスクも高いため、販売店舗や陳列場所が限定されていた。

この課題に対し、電算システムでは料金収納代行サービスを応用、顧客の購入・支払いと同時に、レジでカードに金額価値を付与(有効化)する「カード・アクティベーションシステム」を構築した。これによりカード販売店舗では、レジでカードを有効化するため、金額無価値なカードを陳列、金券管理も必要がなくなる。

このような新しい販売形態は既に米国をはじめ海外では、いわゆる「ギフトカードモール」として広く普及しており、今回の「カード・アクティベーションシステム」の導入によってわが国においても実現した。料金収納代行サービスを利用するこのシステムによって、カード販売店舗では、システムの改修を最小限で留めることが出来るなど、容易に「ギフトカードモール」の導入が可能になる。一方、カード発行側である小売業者も、ギフト需要の喚起、自社商品、サービスの販促、カードのコンビニ店頭陳列の広告効果が見込めるなどの多くのメリットが見込まれる。

今般、電算システムはこの新サービスにおいて、ギフトカードの発行をサポートするカード製造・プロセッシング会社や海外流通事業者と提携、コンビニエンスストアチェーン向けに「ギフトカードモール」の導入ならびに運営サービスを提案、わが国初の「ギフトカードモール」の普及、発展に向け取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:37| 流通