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2010年03月18日

【物流】公益法人の「仕分け」候補に全ト協

11日、枝野行政刷新相は記者会見を行い、政府系公益法人が対象となる「仕分け」候補(50法人)として業界団体である全ト協が挙がった理由について、「過去の会計検査院の検査報告や国会審議で指摘があった法人を機械的に抽出した」と説明し、「必ずしも仕分けの対象になるわけではない」ことを重ねて強調した。

全ト協が候補に挙がったのは、過去に運輸事業振興助成交付金をめぐり、国会で質疑が取り行われたことが理由と見られている。枝野氏は「公表された法人が決して悪い所というわけではない。こうした場での指摘を踏まえ、改善が行われているかをきちんと『仕分け』するために取り上げただけ。候補として挙げられている50法人の中で対象になる所もあると思うが、そうでないものもある。」とし、予断を持って聴取に臨まない姿勢を改めて表明した。また、仕分けの目的について「納税者が見て納得できない事業を見直すもの」とした上で、「公益法人の制度改革を目指し、政府と民間の間の新たな制度作りにつなげたい」と述べている。

行政刷新会議による事業仕分けは4月下旬と5月下旬に行われる予定で、事業のヒアリング結果によっては対象から外れる可能性もある。

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投稿者:gotsuat 09:35| その他