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2010年01月08日

【流通】フローティング・ライセンスの利用状況をリアルタイムに可視化するWebツール

--- 日本SGI「LicenseWatcher」販売 ---

日本SGIは、WEBブラウザでフローティング・ライセンスの利用状況をリアルタイムに可視化するWebツール「LicenseWatcher(ライセンス・ウォッチャー)」を開発販売する。

このLicenseWatcherを導入することで、ユーザはWeb上でリアルタイムにソフトウェアの利用状況を確認でき、ソフトウェアを効率的に運用することが可能になる。また管理者は、利用実績データを蓄積・分析し、ソフトウェアの運用改善の施策や将来の適切なソフトウェア投資計画を検討することができる。

LicenseWatcherは、主にデザインや設計、解析業務で利用されるソフトウェアのフローティング・ライセンスの利用状況をリアルタイムに表示するとともに、独自のメッセージ機能によって、ユーザ間の情報共有を促しソフトウェアの効果的な運用を実現するWebツールで、例えばライセンスの利用状況(空き数グラフ)やユーザ利用状況(ユーザ名、端末名、起動時間等)といった詳細が一目でわかりやすくリアルタイム表示され、異なる部門や事業所でライセンスを共有する場合に効果的です。特にライセンス不足に陥った際には、画面上から独自のメッセージ機能によって、ユーザは管理者を介することなくスムーズに利用者間の調整を行うことができる。

一方管理者は、ライセンス利用本数(時刻歴)、ライセンス稼働率(時刻歴)、ユーザ別使用時間(指定期間)などのさまざまな統計情報をLicenseWatcherから容易に取り出すことができ、ソフトウェアの運用改善や中・長期的なソフトウェア資産への投資効果の検証が可能になる。また長時間起動されたままの非効率なライセンスを即座に発見し、強制解放することで、ソフトウェアの効率的な運用を支援する。さらにライセンスサーバの稼動中・停止状態の通知やライセンス期限のメール通知機能など、管理者にとって必須の機能も提供する。

日本SGIは、このLicenseWatcherを従来のCAE 、CAD(設計)、EDA(半導体設計)分野のユーザーに加え、フローティング・ライセンスを採用するソフトウェアを活用しているデザインレビュー、エンターテイメント(3D映像製作)の分野にも販売していく。また長年にわたり製造業のCAE分野におけるハードウェア、ソフトウェア環境の構築、導入、サポートの実績に基づいた経験やノウハウを活かし、LicenseWatcherの導入コンサルから導入・運用までを提供する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通