<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2009年10月28日

【流通】富士通 企業活動の「すべて」を記録するソフトウェア販売

--- ミドルウェアの技術とERPパッケージソリューションのノウハウを融合 ---

富士通は、企業内のすべての業務活動を記録するソフトウェア「Interstage XML Business Activity Recorder」を販売した。この製品は富士通製のミドルウェア「Interstage」で培ったデータの連携・蓄積・活用に関する汎用的な処理技術と、富士通が提供する統合ERPパッケージソリューション「GLOVIA」における業務データを明細単位で記録・活用するノウハウを融合した新しいコンセプトのソフトウェア。

この製品は、複数の業務システムに存在するデータを明細ごとにXML形式で一元的に記録することを実現し、利用者それぞれの用途に合わせデータを高速に活用することを可能にした。利用企業は、全業務活動の記録として管理されている一元化したデータベースに基づきながら、経営者、事業管理者、などの立場や役割に応じた観点、角度での分析が可能になり、経営の品質や、業務管理の精度と効率を向上させることができる。

ビジネス環境の変化に対応し経営を健全化するため、業務を継続的に改善するニーズが高まるとともに、コンプライアンス管理、監査を迅速、かつ正確に行うことが求められている。そのために企業内の全活動の「見える化」が必要だが、現状では、業務活動のデータは、販売や会計パッケージソフト、独自アプリケーションソフトなど、業務システムごとにさまざまな形で記録されており、一元的に把握できない。また、新たに情報系システムを構築する場合、全社の活動実態を把握するための監査を行う場合など、全社の業務データを一元的に把握することが必要になり、そのためのデータの収集には多大な時間と労力がかかる。

「Interstage XML Business Activity Recorder」は、すべての業務活動をXML形式のデータで一元的に記録するデータベースを自動的に作成し、この自動的に作成される一元化されたデータベースを経営者や事業管理層、現場など違う立場の利用者が、それぞれの観点で必要な時に必要な形で情報を活用できる。

 

■ 物流情報・物流サービスが満載、「株式会社 合通」のホームページ

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通