【知識】ＯＫＩデータ、サウジアラビアＩＴ販売大手アル・エクテッサッドと販売提携
ＯＫＩデータは、サウジアラビアのＩＴ機器販売大手アル・エクテッサッド社とサウジアラビアにおけるビジネス用プリンタ・複合機分野販売と保守サービスで提携した。この提携によりＯＫＩデータは、アル・エクテッサッド社をプリンタ・複合機の総代理店として共同拡販をすすめる。
サウジアラビアは湾岸地域最大のＩＴ市場であり、２００８年の３４億ドルから２０１３年までに、５６億ドルになるとみられている。特にビジネス用プリンタ・複合機市場は、２００８年の２５万台から２０１３年には４８万台へと成長が見込まれており、直近の２００９年第１四半期において前四半期の２９％増と各種業界用途及び企業向けを中心に堅調に推移している。また石油・ガス・電力や教育とＩＴといった社会インフラへの公共投資は湾岸地域でも突出して大きく、引き続き景気を牽引している。
アル・エクテッサッド社は、サウジアラビアのＩＴ市場で３５年ビジネスを展開しており、国内に３箇所の拠点を持ち１２０人以上のＩＴ専門家を有して、ＩＴ商品の販売とサービスにおいて高い評価と信頼を得ている。特にデジタル印刷とグラフィック分野に強く、さらなる販売拡大のためにプリンタ・複合機事業の拡張を計画しており、信頼性と印刷品位の高いプリンタ・複合機メーカを探していた。ＯＫＩデータは、サウジアラビアのＩＴチャネルにおいても大きな販売力があり、教育・官公庁・企業ユーザに強いアル・エクテッサッド社との提携により、サウジアラビア市場におけるページプリンタ・複合機販売を加速する。
ＯＫＩデータは、２００５年に中東・湾岸地区の拠点としてＵＡＥ事務所を設立し、マーケティング活動を展開してきた。今回、全国規模の販売とサービス網を持つアル・エクテッサッド社と販売提携したことで、プリンタ・複合機の拡販を進める。また、共同でエンドユーザ・マーケティングを行い、ＭＰＳ（マネージド・プリント・サービス）をはじめとした各種業界向けのプリンティングソリューションを共同開発していく。
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投稿者：gotsuat 10:04| 知識
