【物流】全ト協 新型インフルエンザ緊急対策マニュアル
全ト協は『物流業における新型インフルエンザ対策ガイドライン 緊急対策マニュアル』を作成し、９月１日よりＨＰ上に全文公開した。この緊急対策マニュアルは、感染が拡大すると予想される秋以降に備えて、トラック事業者が最低限準備しておくべき予防対策事項をまとめたものであり、物流業界として歩調を統一するためにも、8月下旬に公開された「物流業における新型インフルエンザ対策ガイドライン準備マニュアル」とも整合されている。
対策マニュアルでは、まず国内発生期までの対策を2つのステップに分け、（ステップ1）現段階において既に実施されているべき項目、今からでもすぐに実施できる項目、対策を検討・実施するための不可欠な項目、（ステップ2）感染拡大期においてしかるべき対策（ステップ3）を迅速・効果的に実施できるようにするために、今から準備しておくことが望ましい項目、として対策を整理している。（ステップ3）は「企業の存続」と「企業の社会的責任遂行」にかかる事項であり、最終対策マニュアルとして今秋中に作成して配布する予定。
また、事業者の中の役職・役割に応じて①経営者（総務・人事担当者）②衛生管理責任者③現場管理責任者（運行管理者、施設運営管理責任者等）④現場作業員（ドライバー／倉庫・施設内作業員等）の4レベルに分け、必要な備品リストを載せたりして各々が取るべき対策を分かりやすく説明している。
この緊急対策マニュアルのパンフレットは完成次第、全会員事業者に配布される。又、ドライバー用としてガイドラインの内容に基づいた副読本（ダイジェスト版）が作成されており近々公表される他、機関紙『広報とらっく』にも概要が掲載されている。
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投稿者：gotsuat 10:02| 行政関連
