【流通】大日本印刷と千趣会 デジタルカタログにシールを貼る感覚でコメントを投稿できる「ぺたカタ」開発
--- ページをめくるアニメーションに加えて、楽しさで生活者の閲覧を活性化 ---
大日本印刷（以下：ＤＮＰ）と１００％子会社で電子メディアの企画制作を担当するＤＮＰデジタルコムは、千趣会と共に、紙のカタログにシールを貼るような感覚で、Ｗｅｂサイトのデジタルカタログに生活者の感想や意見を投稿できる『ぺたカタ』を開発した。「ぺたカタ」は、千趣会ベルメゾンネット内の次世代対応を視野に入れた研究サイト“ベルメゾン・ラボ”における次世代対応サービスの一環として導入され、ＤＮＰでは、２００９年９月１日より一般向けにサービスを開始する。
現在、多くの通販サイトは、企業から一方的に情報発信するだけでなく、生活者の商品に対する評価や感想を掲載する“商品レビュー”などを設けている。こうしたコーナーは、生活者視点の情報を閲覧できる仕組みとして、生活者からも支持されている。ＤＮＰは、紙のカタログの印刷データを活用して、Ｗｅｂサイト向けのデジタルカタログを制作するサービス『デジタルページメディア』を２００４年４月に開始し、これまでに多くの通販サイトで導入されている。
今回ＤＮＰとＤＮＰデジタルコムは、千趣会とともに、シールを貼る感覚でデジタルカタログ上にクチコミを簡単に投稿できるシステム『ぺたカタ』を開発し、デジタルページメディアにその機能を追加した。
ページをめくるアニメーションによって実際に印刷物を見ているように操作できるデジタルページメディアの基本機能に加えて、デジタルカタログのページ上にシールを貼り付けて、コメントを書き込み共有するという楽しさにより、他の通販サイトとの差別化を図るとともに、生活者の通販サイト利用の活性化が期待できる。
今後ＤＮＰとＤＮＰデジタルコムは、『ぺたカタ』に、コメントを分析して重要なキーワードを表示する機能などの機能拡張を図っていく。千趣会では「ベルメゾン・ラボ」での実験結果を踏まえ、将来的にはベルメゾンネットで全体での展開も視野にいれている。
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投稿者：gotsuat 10:03| 流通
