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2009年06月03日

【知識】凸版印刷と紀伊國屋書店 「大学向けソリューションプログラム」で業務提携

凸版印刷紀伊國屋書店は、『大学向けソリューションプログラム』の開発および提供について業務提携する。

この『大学向けソリューションプログラム』は、凸版印刷が持つIT技術や、ICカード、デジタルサイネージなどの先端技術を開発したソリューションと、紀伊國屋書店が持つ学術コンテンツの流通・利用のノウハウと大学市場での営業力を組み合わせたサービス。パンフレット制作や雑誌広告、書店店頭を絡めた広告展開による大学の広報・ブランディング支援から、e−ラーニングシステム、デジタル出版などの学修支援、ICカード学生証や電子掲示板を使った学内情報配信サービスなどの教務支援まで、幅広く大学が抱える課題の解決をサポートする。

少子化の進行や社会的ニーズの高まりにより、大学を取り巻く環境が厳しさを増すなかで、より効率的な組織運営や修学内容の向上が求められている。また入学生の確保のためにも、各大学の魅力や果たしている役割を戦略的に広報展開することが重要になってきている。凸版印刷と紀伊國屋書店は、大学が持つこれらの課題に対して今まで培ったノウハウと先端技術力を活かしたソリューションを共同で開発してきた。これまでも、広島県の新設大学にICカード学生証や学校案内制作ソリューションを共同で提供、仙台市地下鉄ホームに設置したデジタルサイネージ「まちコミ」での広報活動を共同でテスト実施するなど、協業の枠組みを強化してきた。今回、『大学向けソリューションプログラム』として、より多くの大学に活用してもらうべく、全国規模での販促活動を本格的に開始する。

今後、両社は新たな大学向けソリューションの開発を行うとともに、両社のもつリソース、技術を活用し大学市場以外の分野でも新事業を展開できないか、積極的に検討していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:04| 知識