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2009年04月27日

【流通】ユーザーの位置に連動した情報配信プラットフォーム

--- クウジットとWi2  位置連動型情報配信プラットフォームを共同開発 ---

クウジットワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下Wi2)は、ユーザーの位置に連動した情報配信を行うプラットフォームを共同開発した。今回開発した位置情報提供技術は、Wi2の次世代ワイヤレス・プラットフォーム「Wi2 Engine」の機能の一部を成すもので、無線LAN電波で現在位置を推定する技術「PlaceEngine」や位置情報を活用したアプリケーションの技術提供をクウジットが行っている。

このプラットフォームを用いて、丸の内シャトルバスがリアルタイムにどこを走っているかがすぐにわかる、「Wi2バス案内」を実現した。これは、GPSに加えクウジットの提供する「PlaceEngine」を用いて、バスの現在位置をリモートで把握している。高層ビルが集積した都市部では、GPS衛星が正しく捕捉できないエリアも多く、「PlaceEngine」技術がGPSを補う形でハイブリッド測位が実現されている。また、丸の内エリアの位置情報連動サービスにおいて、クウジットはWi2アクセスポイントの位置情報に応じた情報を提供する仕組みと、ユニークなユーザー・インタフェースを提供している。

今後も両社では、一層の連携を図り、Wi2のエリア・イノベーション事業におけるプラットフォーム構築に加え、プラットフォームを活用したビジネスの展開についても共同で検討を行っていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:03| 流通