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2009年04月27日

【物流】第二東名の新物流システム、11年から実証実験

NEXCO中日本(中日本高速道路)の「新東名夢ロード懇談会」において第二東名(新東名)高速道路に導入が計画されている新しい物流システムの検討が進められている。

14日に開かれた第5回会合では「路上落下物の自動回収装置の技術開発」、「道路の長寿命舗装」、「橋梁の長寿命化」の3点を皮切りに行う実証実験スケジュールの骨格を確立。
また、「連結・隊列走行」による運行が想定されている新物流システムは、新東名の一部として先行して完成する静岡県内の区間で2011年1月から実験走行を開始する。

新システムの課題として、@専用レーンを設けるまでの間は乗用車や一般トラックなどとの混合交通となるため、その整合性をどうとるか。A専用レーンを設ける場合、中央分離帯寄りの車線にするか、あるいは一番外側の車線にするか(どちらに設けるかで対応が大きく異なる)、など詰めなければならない課題は多い。

第二東名は2012年に静岡県内部分の供給開始を皮切りに、順次、供用区間を延ばして2020年には暫定4車線での全線供用が計画され、最終的には6車線化が予定されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 行政関連