<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2002年05月08日

【物流】新システムでNOx・PMを同時低減

東京都は産業創造研究所と共同でディーゼル車の排出ガス中のNOx(窒素酸化物)・PM(粒子状物質)を同時に減らせるディーゼルエンジン用複合脱硝・粒子低減システムを開発したと発表。

EGR(排気再循環)と触媒反応器(NOx還元触媒と酸化触媒)で構成されエンジンの全運転領域でNOxとPMを低減する。
またHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)も低減可能。

現在ではディーゼル廃棄粒子除去装置(DPF)や酸化触媒などPMの後処理技術が実用化されてきたのに対し、NOxの低減技術は遅れていた。

今回のシステムが実用化されれば環境省が発表した2005年以降の新長期排出ガス規制(NOxを現行の2分の1、PMを現行の4分の1にに減らす)という規制をクリアできることになる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:41| その他