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2002年09月04日

【物流】ホンダ、系列店への車両配送費全額負担

ホンダは、これまで一部販売店負担だった工場から各販売店までの車両配送費を、全額ホンダが負担すると発表した。ホンダはミニバンを中心に販売が落ち込んでおり、物流費負担を軽減することで販売店を支援し、販促につなげる。9月にも実施する。

ホンダが負担することになったのは、ホンダの自動車工場から販売店へ直送するルートのほか、日本梱包運輸倉庫との共同出資会社、デポックスなどが運営する配送兼整備点検センターを経由して、ホンダ系列の各販売店に自動車を配送する場合とした。

これまで、工場から同センターまでの一時配送はホンダ負担だったが、センターから販売店までの二次配送は販売店側の負担になっていた。二次配送のコストは地域にもよるが、1台あたり5千〜8千円程度になる。ホンダの販売店は小規模の店舗が多く、店に多くの車両を置いておくことができない。そのためホンダは同センターの活用を推奨しているが、二次配送費が追加費用として必要になるため、販売店から敬遠されることが多かった。

さらに、ホンダは販売目標を達成すれば、ミニバン一台当たり約2万円の特別販売奨励金(インセンティブ)を支給することも決定した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:04| 荷主企業