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2002年09月04日

【流通】受け身的流通から参加型流通へ!

――デザインエクスチェンジ、独自レーベル設立――


  ま: 「あ:」さん 今何聴いてます?

あ: えっ?? 何って。。。
   何が???

ま: 。。。。  音楽ですよ!
   誰聴いてるんですか?

あ: そうだなぁ。。。
   これと言って。。。 決めてないなぁ

ま: 決めてないなぁ じゃなくて。。。
   ひょっとして 最近の音楽についてきてない???

あ: 実は、、、 
   最近流行ってる曲 あまり知らないんだよねぇ
   逆に僕に教えてよ!

ま: だめだなぁ。。。そんな事じゃ!
   いけてないですよ!

あ: 最近は音楽よりも映像に凝ってるからねぇ

ま: 映像!? またまた、、、 
   変な映像じゃないでしょうね

あ: 。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
『デザインエクスチェンジ、独自レーベル設立』

デザインのパッケージソフトなどを制作・販売するデザインエクスチェンジは10月から、新進映像デザイナーのDVD(デジタル多用途ディスク)作品集を販売する。独自のレーベルを設立し、歌手のCDアルバムと同じ感覚で作品を楽しむ顧客を開拓。関連商品と合わせ年間5億円以上の売り上げを目指す。レーベルの名称は「GAS LABEL」。テレビコマーシャルの制作にかかわる注目デザイナーらが制作したコンピューターグラフィック(CG)映像や通常のビデオ映像などの動画3―12作品を40―50分間のDVDに収録する。

ま: 映像デザイナーの作品集。。。
   音楽CDと同じ感覚で販売!って言われましても
   なんかピンと来ないですねぇ

あ: 音楽CDって 耳で感じるコンテンツでしょ
   でもプロモーションビデオだとか
   映像がついてるじゃんか
   「聴く」だけじゃなくて「見る」楽しみも既に経験している人も多いんだよ
   音楽には個人の好みがあって
   好きなアーティストだとか
   今一番ヒットしている曲って何なのか?
   普通に知っているでしょ

ま: ちょっと時代遅れな人にはわかりませんけどね!
   「あ:」さん!!!

あ: 。。。。。。。。。。。。。。。
   同じように「映像」に関するコンテンツの楽しみ方も
   一般的に普及してくるんじゃないかな
   この人の作った映像は見ていてホッとするから好き!とか。。。

ま: 要するに映画監督のファンと同じでしょ
   この人の作品が好き!とかね

あ: まぁ それに近いかなぁ。。
   音楽を楽しむって言ってもいろいろあるじゃない!
   例えば好きなアーティストの曲を聴くとか
   自ら歌っちゃうとか

ま: カラオケ行きましょう!
   か・ら・お・け!!  

あ: ・・・・・・・・・・・
   映像って見る以外で楽しみ方を考えると。。。
   家庭用のビデオカメラで撮るっていう事もある
   でもその撮ったコンテンツって
   そのまま見る事ぐらいしか
   今のところないんだよね

ま: そりゃぁ。。。 テレビ局じゃぁありませんから
   そんな高度な編集だとか。。。 できないですよ

あ: それが これからは
   映像コンテンツの楽しみ方が
   いろんなアプリケーションやハード機器の進化によって
   一般消費者にも手軽にできるようになってくるんだよ

ま: じゃぁ、、、 僕もプロ並みの映像が作れるようになるんですね!
   これは、、、映画監督デビューか!!

あ: そこまではいくかどうか・・・
   一般消費者のレベルが上がっても
   いわゆる「プロ」は常にその上を走り続けるからね!

ま: 映像の世界の中でも。。。
   例えばコンピュータグラフィックスの世界なんて
   全く別世界のモノな感じがして
   ちょっとわかりづらい世界ですけど。。。

あ: 写真も昔は専門家のものだった 
   でも今では一般家庭に普及、撮るのは当たりまえ!
   家にはアルバムがあって。。。 
   もちろん今はデジカメ全盛!だけど
   映像の鑑賞、そして作成も同じ!
   一般消費者レベルでも
   いろんなコンテンツの楽しみ方が広がってくると思うし
   新しい産業としてのコンテンツに対する裾野が
   広がっていく事も重要だと思うよ
   日本にとっての注目すべき産業だよ!

   そして、、、 家庭用のパソコンも
   作成・編集に耐えうるスペックに。。。って考えても
   パソコン業界にとっても期待が大きいかもね
   ホームページ作成ツールも
   以前とは比べられないほどたくさん出てきているし
   セミナーや雑誌も一杯!!

   音楽、映像、その他コンテンツの楽しみ方も
   受け身から能動的 参加 作成の楽しみへ。。。
   つまり、受け身的流通から
   参加型の楽しみ方としてのコンテンツ流通が
   我々日本によって創造さていくべきだと思う
   これもCtoC、CtoB市場につながって。。
   しかもグローバルにね!!!

ま: 話が大きくなってきましたけど
   でも、そうですよ!!!
   新しい産業、新しい流通!
   その創世記なんですね! 今は!!!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:19| 流通