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2002年09月20日

【物流】札幌通運、マスターフーズと提携

12日、札幌通運はペットフード最大手のマスターフーズリミテッドと業務提携し、協定書を締結した。提携内容は物流センター運用で、日本貨物鉄道(JR貨物)が東京貨物ターミナル内に建設する「エフ・プラザ東京F棟」を借り受け、マスターフーズの都内2ヶ所に分散している商品倉庫を集約、商品管理と荷役業務などセンター内物流を札通が引き受けるというもの。同社が北海道外に大規模な流通拠点を設けるのは初めてのことになる。

商品はJRコンテナなどの輸送手段で東日本各地に運ばれるが、配送業務については改めて会社選考が行われる。配送も札通が請け負うと、受注額は年間30億円になる見込み。

新センターは敷地面積1万4千平方メートル、述べ床面積2万7千平方メートルの鉄筋コンクリート造り6階建て(中2階含む)の定温倉庫で、両面バースにトラック22両が接岸できる。無線LANを使った庫内管理システムを構築するほか、自動配車編成を主体にハイテク化を図り、テクノロジーロジスティクスセンターを実現させる。来月着工、来年6月末完成の予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:15| 物流事業者