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2002年09月20日

【流通】グローバル化で流通が変わる!?

――西友とウォルマート、低価格衣料を国内販売――


  ま: ハックション!!!

あ: どうしたの? ひょっとして「ま:」さん風邪??

ま: そうみたいです。。。
   最近気温の変化が激しいですからね

あ: いやいや 違うよ
   いつまでもTシャツ1枚で過ごしてるからじゃないの?

ま: この季節、、、 服装って難しいですね
   早く秋物の服を買いに行かなくっちゃ!!

あ: いいなぁ。。。
   俺なんて 財布の中身に余裕がないから
   今年は買えないなぁ。。。
   春まで我慢! 春までね

ま: 春?
   春に何かあるんですか???
 
『西友とウォルマート、低価格衣料を国内販売』

世界最大の小売業、米ウォルマート・ストアーズ西友は、2003年春にもアジアで生産した低価格衣料・雑貨を国内販売する。国内スーパーで扱う商品より最大4割安くする方針。同時に西友の10―15店も改装し、ウォルマートの日本進出の足がかりを築く。ウォルマートは3月に西友の買収を決めたが、資本提携後の事業計画が明らかになるのは初めて。中国などにあるウォルマートの取引先の生産工場を西友と共同利用して、日本の消費者に合わせた独自商品を製造する。

ま: いよいよ日本上陸が本格的に!!
   まるで「クロフネ」!?

あ: そうだねぇ
   なんてったって
   いきなり最大で4割安い低価格の実現だもんなぁ、、、

ま: まるで バーゲン並みです

あ: 日本国内でも
   いろいろ対応が分かれているようだね
   GMSとして今までと違った路線を歩み始めようとしたり

ま: そうでしたね
   高価格帯の商品をラインナップしたり
   でも単純に低価格化って
   消費者の立場からすればうれしいでしょ!?

あ: でも低価格商品ってだけで
   モノが売れる訳じゃないからね 今は!

ま: はい、 高価格商品も売れてます
   高級品を始め海外ブランドです
   でも今度は、、、
   低価格を売りにした海外企業の進出です!
   これで日常生活シーンにまで
   グローバルな商品が並ぶかもしれませんね

あ: それはどうだか。。。。???
   ただ、商品流通の仕組みとして
   グローバル化は進んでくるだろうね
   それによって 生活様式が変わってくることも。。。
   例えば文明開化の時代がそうだったように

ま: なるほど
   生活様式がねぇ
   今じゃ当たり前の西欧様式の生活って
   当時はかなり衝撃だったことが今改めてわかりますね

あ: 西欧だけじゃないよ
   アジア各国の商品もね

ま: そんなことになれば
   純日本製のモノってどんどん減ってきませんか?

あ: 何をもって日本製と定義するのか?
   難しい時代になったね
   今回紹介した事例でも
   一体どこの国のモノなのか?って。。。

ま: 米国? 日本? 中国???

あ: 「国」を感じ取る事ができる商品
   例えば伝統的な工芸品や特産物が
   グローバルな流通時代になればなるほど
   違ったカタチでの価値が出てくるのってわかるでしょ!

ま: そっか。。。
   でも逆にいうとそうした地域性などの特徴の少ない商品って
   これから一気にグローバル商品になるかもしれないって事ですね
   例えば洗剤や整髪料

あ: 既に世界中で利用されている商品があるでしょ
   今までよりも早いスピードで広がるかもしれないね
   流通という仕組みがグローバル化してくれば

ま: 何か、、、 こう。。。 「国」を感じなくなるような・・・

あ: むしろ 「国」と同じくらいに企業という組織が
   人々が帰属する意識や商品ブランドとして重要度を増しくるかも
   特にグローバル企業でね

ま: 国と同じくらい・・・???
   って事は。。。
   日本人 → ソニー人? ウォルマート人??
   日本製 → ソニー製? ウォルマート製??

あ: グローバル化ってそういう事なのかもしれないね
   「国」を意識することなく商品が流通するって感じで。。。
   従来はメーカーブランドがグローバルブランドの中心だったのが
   消費者に近い小売りブランドも
   それぞれの国の事情に合わせる形で
   独自の流通システムによるグローバルブランドを展開してくる

ま: そう言えば日本の大手CVSも
   アジアへの進出が活発化してます!
   これもCVSという一つの流通システムの普及ですね!
   現地の人々の生活様式にもなんらかしら影響がでてくるはずです

あ: そういう意味でも
   非常に注目だね! 世界ランキングナンバー1に!
   我々の生活に密着した企業としてね

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:42| 流通