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2002年09月24日

【物流】ソフマップ、首都圏の物流拠点統合

ソフマップは16日、首都圏の2ヵ所の物流拠点、大井物流センターと再商品化拠点の亀戸テクニカルセンターを閉鎖し、東京都板橋区に新設した物流センター「ソフマップ東京ロジスティクスセンター」に集約した。新品配送では即日配送体制を構築し、店頭在庫削減を目指す。中古パソコンの再商品化作業も効率化し、買取再販事業の拡大を狙う。

新センターは敷地面積約6,100平方メートルで、地上3階、地下1階。東日本地区の約30店舗への物流業務を執り行う。東京・秋葉原のコールセンターと亀戸の旧拠点にあったネット販売の受付センターも、新拠点に統合した。

新品配送では貨物をバーコードで一括管理するシステムを導入。検品作業を廃止し、メーカーから入荷した商品の90〜95%を即日、店舗に配送できる体制を構築。大井の旧拠点は運営を物流会社に委託していたが、統合に伴って自社管理に切り替え、トラックの運行・積載計画なども効率化する。

店頭やインターネットで買い取ったパソコンやゲーム、DVDソフトなどの再商品化拠点は、作業場面積を亀戸の旧拠点の二倍以上に拡大した。これまで六層の建屋で行程ごとにフロアを移動させなければならず。、非効率だったため、ワンフロアに全工程の作業場を配置した。人員配置も見直し、中古パソコンの配送までの所要時間日数を3〜4日から2〜3日に短縮。月間1万台の中古パソコンの取扱数は倍増する見込み。ソフトの再商品化点数も月間5万点から7万点に増やす。

同社の買取再販事業は家電量販店業界で最大の年商230億円に上る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:13| 荷主企業