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2002年09月19日

【流通】情報の流通を整備する

――電機各社、ネット利用系列店を経営支援――


  あ: あぁ。。。 ちょっと。。。
   (フラフラ・・・)

ま: 何フラついてるんですか!
   ほらっ! しっかり立って!

あ: ゴメン ゴメン。。。
   これって貧血かなぁ

ま: いえ 単なる運動不足か何かでしょう
   血の巡りが悪いんですよ きっと!!
   バランスのいい食事をーーーー

あ: はいはい! わかった!わかった!

ま: ちゃんと聞いてます? 人の話!

あ: 血液の循環か、、、
   最近企業という組織も
   人間の組織と同じように感じるんだよね。。。

ま: はっ???
 
『電機各社、ネット利用系列店を経営支援』

電機各社はインターネットを利用した系列店の経営支援に力を入れる。松下電器産業は10月、顧客の家族構成などに応じて販促策を提案するサービスを始める。日立製作所三洋電機も電器店ごとに独自のチラシが作製できたり、在庫管理を代行するシステムの対象店舗を拡大する。販売奨励金などは段階的に縮小する一方、ネット支援の充実で系列店の自立を促す。

ま: 系列店に対するサポート体制の強化策ですね
   まるで血液の大動脈をつくる感じがします

あ: ある意味系列店って
   知覚細胞のような存在かもしれないね
   最前線にある重要な神経としてね

ま: 顧客の家族構成までも把握できるって
   やはり最前線ならではですね

あ: 特にこれからの人口問題って
   その構成も含めて
   先が不透明だと言われる現在において
   人口はある程度確率の高い数字の話だし
   商品の開発や生産活動にも大きく影響するみたい

ま: 最前線からの情報を元に
   広告活動も より洗練されてきそうですね
   例えば新聞の折り込み広告とか

あ: 販促活動だけじゃないでしょ
   例えばニーズの吸収
   商品開発へのフィードバック
   系列店を含めたSCM
   メーカーの流通システムとして
   系列店との新しい関係づくりが始まろうとしているんだよ

ま: 新しい関係づくり!?

あ: メーカーの生産活動における優位性から
   流通グループとしての優位性発揮へ
   家電量販店との差別化も含めて
   系列店との関係について
   メーカーとしての流通戦略のカラーが出てくるだろう

ま: 商品の設置やサポート力だとか
   かなり重要視されてきそうです

あ: 直接消費者との接点として
   系列店が担ってきた営業機能を
   生産活動へフィードバックさせてくる
   消費者が「欲しい」とか「感動する」
   技術開発にもつながってくるんだろうね。。。

ま: 系列店って。。。
   やはり頼れる街の電気屋さんって感じですよね!
   益々頼れる存在になって欲しいです!

あ: 量販店との住み分けも 、、、
   いろいろあるだろうけど・・・
   系列店へのサポートにより
   顧客とのコミュニケーション力を強化できれば・・・
   系列店を含めた「グループ」自体の強化になる!

ま: もしかすると
   ビッグ系列店が誕生するかもしれませんよ!

あ: ビッグって言うか 新しい関係として
   系列店毎に商品を開発って事もあるかな?
   顧客の声を聞いた上で
   系列店が顧客に合った仕様で発注
   或いは独自の商品生産を依頼したり

ま: それじゃぁ メーカーからすると
   系列店が量販店並みになると???
   生産機能としてのメーカーって
   よりOEM的な存在になってくる!?

あ: 規模じゃなくて。。。
   役割分担が明確になってくるって事!
   従来からメーカーとして
   生産活動だけ行っているわけではないからね
   量販店をはじめとした小売業 そして系列店。。。
   消費者と直にコミュニケーションを頻繁に行える機能から
   情報の流通を整備する事によって
   商品の流通もスムーズに行くってわけ!!
   これからより一層 欲しい商品が店頭に並びそうだね

ま: そうなると。。。
   衝動買いの僕としては逆に困ります。。。??

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:43| 流通