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2002年09月27日

【物流】倉庫、運送会社6社が協同組合設立

秋元運輸倉庫、東運開発、丸新運輸、アバンセロジスティック、拓洋、館林運輸、の6社は、中小倉庫会社と運送会社の連携によるビジネスモデルを構築し、情報技術(IT)を活用した一貫総合物流サービスを提供していくために、協同組合物流情報ネット・イーを設立した。今月下旬から活動を開始する。

同組合
は先月13日、既存施設の有効活用と新規受注の獲得などを目的に、経済産業省の中小企業エネルギー使用合理化設備等導入促進対策費補助金交付を受けて発足した。倉庫、運送業の問題分析と荷主ニーズ調査を基に、ITを駆使したネットワークを整備し、倉庫の回転率向上と輸送の効率化を目指した物流共同受注事業として、「ブランチデポ事業」を開発。

ブランチデポ事業は、「倉庫の24時間化」と「寄託貨物の集荷システム」を二本柱とし、@各社の人材や施設の共同化A位置的に離れた倉庫の一元管理B倉庫、運送の共通伝票C倉庫サービスの共同営業、などで差別化を図る。

組合員は6社に限定しているが、保管、運送に付随するあらゆるニーズに対応していくため、現在、組合員の協力会社を全国で会員を募集している。伝票の一本化やネットワーク活用による受注拡大などのメリットがあるとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:23| IT関連