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2002年12月04日

【物流】経産省と財務省、輸出入システムで連携

経済産業省財務省と協力を図り、経産省で開発したJETRAS(貿易管理オープンネットワークシステム)を、NACCS(通関情報処理システム)と連携させたと発表した。従来JETRASとNACCSの間に接続性はなく、利用者においてはメリットの薄いものであったが、昨年7月に打ち出された「新総合物流施策大綱」と、今年6月に挙げられた「e−JAPAN重点計画」により、輸出入から通関まで手続きをワンストップで行う計画を打ち出され、両省が協力することとなった。

JETRASは経産省が、外国からの輸出入の承認許可における手続きを簡単で便利にするため、インターネットを利用した形の申請システムとして開発した。しかしNACCSと連携しておらず、通関時には書面による許可証の提示が必要な状態だった。

今回の両システムの連携により、申請のワンストップ化、ペーパーレス化が実施でき、輸出入の手続きが迅速化される。また、税関端末を使って、輸出入許可・承認証の照会、確認が可能になり、許可証明証を税関に提示する必要がなくなった上、荷主は通関許可の情報を的確に把握できるようになるとしている。

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投稿者:gotsuat 14:11| IT関連