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2002年12月12日

【物流】全ト協、求貨求車システムのインターネット版を試用

全日本トラック協会は、求貨求車ネットワークシステム「KIT(Kyodo lnformation of Transport)」のインターネット版のトライアルを、平成15年4月から実施する。

KITの運営は日本貨物運送協同組合連合会に委託しており、現在はここを窓口としたパソコン通信でのネットワークを構築している。しかし、利用者のパソコン端末が1,000台を超え、インターネットが普及する中、システムの見直しが求められていた。

インターネット利用への移行は常時接続が前提であり、ADSL(非対称デジタル加入者線)などブロードバンド(高速大容量)を採用。携帯端末へのメール転送や、IP電話の利用など、新たな機能も取り入れたい考えで、より一層の利便性向上とコスト削減を目指す。

KITへの参加は8連合を含む138協組、14,023事業所に上る。2月をめどにシステムを完成させる予定で、来年の1月から3月の間にITに関する研修会を行い、4月から9月にかけてトライアルを実施する。セキュリティー対策などの課題に取り組み、その結果を踏まえて本格移行を検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:07| web事業