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2002年12月20日

【物流】国交省、スーパー中枢港湾の指定候補地を募集

国土交通省のスーパー中枢港湾選定委員会は、「スーパー中枢港湾指定に当たっての基準」を明らかにし、港湾管理者(地方自治体など)を対象に、指定港湾候補の募集を開始した。2003年1月14日まで受付けを行っており、提出された目論見書の検討やヒアリング後、2月の委員会で候補地の評価を行う。

「スーパー中枢港湾」の整備は、国交省が今夏打ち出した重点施策で、高コスト構造を改善し、コンテナターミナルのサービス水準を引き上げることによって、発展が著しいアジアの主要港に負けない中枢港湾を育てていこうとするもの。

具体的な数値目標として、(1)港湾コストは現状より3割削減で、釜山港(韓国)、高雄港(台湾)と同レベルにする、(2)リードタイム(コンテナの陸揚げから貨物の引取りができるようになるまでの時間)は現状の3から4日を1日程度にまで短縮させ、シンガポール港と同レベルにする、の2点を挙げている。

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投稿者:gotsuat 11:57| 行政関連