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2003年01月10日

【物流】石油化学製品の物流比率が上昇

経済産業省は、石油化学製品の物流及び物流を巡る商慣行に関する調査結果を発表した。それによると、前年の調査時と比べ、

・売上高に対する物流費の比率は微増
・全体として輸送効率アップや料金ダウンによる合理化効果は縮小
・物流業務の一部外注化で工場物流費の増加

という結果が得られた。
2001年度の主要石油化学製品の物流費は総額1450億円(前年度比8.0%減)であったにもかかわらず、売上高に対する物流比率が微増(0.1ポイント)した。品目別で見ると、樹脂12.8%(0.2ポイント増)、化成品3.5%(0.1%減)、合成ゴム8.8%(0.4ポイント増)などがある。このうち、合成ゴムが大きく増加した要因としては、拠点廃止による直送などの物流合理化や物流料金改定で単価ダウンを図ったが、包装費・作業の外注化などで工場物流費が増加したことなども関係している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:11| その他