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2003年01月10日

【流通】流通が地域の格差を埋める

――シチズンCBM、直販業務を開始――


  ま: 「あ:」さん 実はですねぇ
   今度の週末に旅行に行くんですよ!
   だから。。。連絡して来ないでくださいね

あ: そんなのしないよ!
   休みの日にわざわざ・・・
   それにどこへ行くのかしらないけど
   携帯の電波も入らないかもしれないじゃない

ま: どうなんでしょう・・・かなり田舎へ行きますから
   まぁ とにかく連絡して来ないでくださいね

あ: はいはい わかったよ
   一人旅 楽しんできなよ!

ま: はい・・・おっしゃる通り 一人旅・・
   でも楽しみなんです
   日頃 都心部ばかりで居る僕にとって
   今とは全然違う環境へ行くことが・・・
   手に入るモノも違ってくるでしょうし・・・
   今住んでいる所と同じようにはいかないでしょうね

あ: そうでもないんじゃないかな?
   これからますますね!
 
『シチズンCBM、直販業務を開始』

シチズンCBMは、消費者向け直接販売業務を始めた。佐川急便の代金引換サービス「e―コレクト」を利用。今回の仕組みは、人口過疎地など、商品が流通していない地域に住む一般消費者に直接販売する。


ま: メーカーの直接販売でしょ
   特に珍しいケースでもないように感じますが・・・

あ: 人口過疎地に対する商品流通って
   既存の仕組みでは
   なかなか対応って難しいみたいでしょ

ま: 市場規模、そしてコスト面でしょうか・・・

あ: 地域によって
   同じ商品でも価格帯が異なる商品
   例えばガソリンだとか・・・
   こうした流通構造ではない商品では
   地域や市場に違いがあっても
   同じ価格帯で販売しても
   「ペイ」できるようにしなくちゃいけないでしょ

ま: そりゃぁ・・・
   地域ごとに採算が異なるんでしょうね
   同じ商品を同じ価格で販売する場合ですと・・・

あ: 地域によっては
   まだまだ流通していない商品があるって事!

ま: 我々都市圏に居る人間にとっては
   あまり感じないことなのかもしれません

あ: いやいや そんな事はないよ
   だって・・・地方の名産って
   今でこそ手に入りやすくはなってるけど
   なかなか手に入らないモノもまだまだあるでしょ

ま: 逆にその地域でしか手に入りにくいモノもありますね!
   そこでネットの登場って訳ですね!

あ: ただ・・・その後の事を考えていく事も必要かもね

ま: その後!?って・・・
   いいじゃないですか!
   どこに居てもどんな商品も手に入るようになる!
   地域の格差も小さくなっていくんじゃないでしょうか?

あ: 生活面で条件が変わらないとするならば・・・
   Webサービスにより
   格差がなくなりつつあるのか?
   必ずしもそうとは言えないんじゃない?
   確かに手に入れにくかったものが
   手に入るようになったりはするだろうけど・・・

   情報発信 リアルな人間関係などは
   逆に都市部へ集中し始めたり・・・

   ただ、「ま:」さんが考えているように
   もしかすると土地の価格の影響が
   ある意味小さくなっていくかもしれない

   生活する事を重視した場合に
   どこに住もうと同じ条件になっていくかもしれないしね・・・

ま: 住宅需要も
   今とは違った様子にもなっていくかもしれません
   郊外と言わず、各地方へ・・・???

あ: そうなっちゃうと
   今まで人口が集中していた地域に向けた
   大量生産大量販売式の流通も
   変えていく必要もでてくるかもしれないでしょ・・・
   
ま: そうなるかもしれませんね
   Webによるサービスがどんどん拡充していく事によって
   地域の違いみたいなものが小さくなる面も出てきて
   人口構成の変化も影響してくると
   今最適に構築している店舗網や流通システムも
   変えていかなくちゃいけないんですね
 
あ: 常に時代に合った対応をしていかないといけないのが
   流通なんだよ
   常に安住の地はない・・・

ま: 渡り鳥みたいですねぇ・・・

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:41| 流通