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2003年02月07日

【物流】次世代バーコード(無線タグ)、実用化に向けた動きが活発化

次世代バーコード確立にむけ、家電業界で実証実験がおこなわれた。
家電製品協会は、先月27日からの2日間、商品情報無線タグを利用した物流効率化の
調査、実証実験を実施し、実用化へむけた運用モデルの構築を目指す。

今回の実証実験では、三洋ロジスティクスと家電量販店のベスト電器が参加し、信号の読み取り距離、速度、指向性などの評価をおこなった。
2月上旬には、松下ロジスティクスとデオデオが同様の実験をおこなう予定。
実用化すれば、これまでのバーコードによるスキャニングの手間を大幅に省け、大容量の情報を迅速に処理することができるなど、物流効率化へ向けた大きな前進が期待される。

この他、アパレル業界では先駆けて実用化に踏み切きるなど、多方面にわたり、普及のための取組みが開始されている。
経済産業省では、無線タグの標準化を目指し、企業コードや商品コードを統一するなど業界・業種をまたいだ互換性の確保を目指している。

【無線タグ】

超小型のICチップを搭載した電子荷札で、内臓するアンテナが発進する信号を
専用の機器を用いて無線で読み取るというもの。
データ容量が大きく、商品情報の他入出荷情報などの書き込みも可能で、読み取り装置で受信すれば、商品情報と付帯情報をスピーディーに、一括して管理することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:59| IT関連