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2003年02月13日

【物流】中国における物流規制緩和動向A   −住商グループ70%出資会社設立−

住友商事は中国で初の外資マジョリティ(外資比率が、50%超100%未満)による、国際フォワーダー企業を設立する。2001年12月に中国がWTO加盟の際に約束していた、外資規制の段階的自由化によるもので、1月10日付で75%まで認めるとした。

新会社は、「上海住商亜東国際貨運代理有限公司」で、出資比率は住商グループ(3社)が70%、地元企業である上海亜東国際貨運有限公司が残りの30%となる。今回は、中国に進出している約2500社の日系企業に対し、物流工程における様々なニーズや、アウトソーシングのニーズなどに対応する。

住友商事は、この他にも、佐川急便と中国初の宅配事業を開始するなど、物流をキーワードとした中国進出を積極的に進めているようだ。また、中国政府は2005年をメドに外資100%の国際フォワーディング企業の設立を認める方向で検討している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:56| 国際物流