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2003年02月12日

【物流】国交省、トラック安全管理システムの実証実験

国土交通省は、走行中の車両の危険状況を運行管理者が把握できるトラックの「リアルタイム安全管理システム」(ITを活用した道路運送の高度化事業)の実証実験を開始した。

同システムは、速度・時間・距離の法定3要素をはじめ、急発進、急加速、指定速度超過、連続運転時間などの情報を検知・収集し、危険な運転状況を検知した場合は営業所に移動体通信システムでリアルタイムに送信され、運行管理者が状況に応じて運転者を指導する仕組み。

今後は実証実験を通じて、

◇システム導入前後の収集データの比較分析
◇リアルタイムな安全管理指導の有効性
◇システムの普及可能性と課題の抽出

などを行い、事故の未然防止効果や運行管理の効率性を検証していく。

なお、実験は運輸政策研究機構に委託し、関東のトラック事業者1社10台の協力を得て、3月中旬まで実施される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:57| 行政関連