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2003年02月26日

【物流】郵政事業庁、長距離路線に競争入札を導入

郵政事業庁は、中期経営計画の一環として、長距離路線に一般競争入札制度を導入する。第1弾として、「自動車による郵便物の輸送業務の委託」を14日付で公告した。対象となる幹線輸送地域は以下の通り。

@東京中央−大阪A世田谷−大阪B東京中央−京都C東京中央−名古屋D世田谷−名古屋E東京中央−仙台

期間は5月19日から来年の3月31日までとなっており、年内に19路線のコンペを予定している。

長距離輸送の運行は午後10時−午前2時に行われるが、品質の確保が難しく、これまで委託先を固定化してきた。ただ、トラック運賃の規制緩和によって、1953年に委託事業者を決めて以降、随意契約で更新してきたが、従来の入札方法を50年ぶりに転換したことになる。

尚、入札に必要な総務省の競争参加資格「役務の提供等(運送)」を得るためには、26日までに審査申請書や登記簿謄本、経営履歴書、財務諸表、納税証明書などの各種関係書類を提出して認められなければならない。また、説明会を来月13日に開き、4月中旬をメドに入・開札を実施する予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:59| 行政関連