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2003年02月27日

【物流】NEC、SCMシステム導入で変動対応力を強化

NEC(日本電気株式会社)は、多種多様なコンピューター関連の製品において、市場の需要に敏感に対応する多品種少量生産体制を確立する、「コンピュータ事業ライン統合SCMシステム」を構築し、稼動させた。

この新たなシステムは、NEC社内の、『資材調達システム』『物流システム』、昨年11月に稼動した『新営業情報システム』『新経理情報システム』と連携している。

これにより、資材調達からデリバリーまでのサンプライチェーン全体の「かんばん方式」による統合管理を実現し、また、市場動向に即応した意思決定などを可能にしている。
同社では、新システムの導入により、

受注リードタイムの約30%短縮
在庫日数の約50%圧縮
現在3〜5日要している、生産計画の更新から部材業者への情報提供を、数時間に短縮する

などの効果を見込み、変動対応力強化を目指すとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:59| IT関連