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2003年03月10日

【物流】ディーゼル車規制が重荷に−中外製薬 中外運輸を解散−

中外製薬は、首都圏を中心に同社製品の配送業務を担ってきた、中外運輸(100%出資子会社)を3月31日付けで解散すると発表した。

理由として、物流専業者との市場競争の激化で収益が悪化したことに加え、今年10月から東京都などが実施するディーゼル車規制に対して、必要となるコスト負担が重荷になってきたため。

中外製薬は、同事業を外部の専業者に委託する。なお、物流センターの一連の業務を請負う子会社の中外物流は従来通り事業を続けるとしている。

(中外運輸)
設立  1956年10月 ・ 資本金  1000万円 ・ 売上高  3億円(02年3月期)

10月のディーゼル車規制に向けて、中堅以下で輸送を主とする事業者の再編が進行するかも知れない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:57| 物流事業者