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2003年03月11日

【物流】東京都、海陸一貫で物流効率化へ

東京都は来年度から、東京港の機能強化を念頭に、海陸一貫の物流効率化に乗り出す。これまでは、港頭地区では青海公共ふ頭における貨物搬出入ゲートは荷役会社ごとに貨物の引き渡しを行っていたため、ヤード内の荷役効率悪化やトラックのゲート待ちによる混雑が発生していた。

今回、このような現状を踏まえ、青海公共ふ頭での情報技術(IT)化やオフドックの24時間型トラックヤードを組み合わせることで、貨物搬出入ゲートを統一できるため、トラックはどのゲートに並んでも貨物の引き取りが可能になる。これにより、ゲート内外の混雑や待ち時間を緩和させるとともに、港湾−最終配送先の運行ルートを調査し、内陸のボトルネック解消を目指す。

また、港湾局、建設局、都市計画局が共同となって国際競争力ある港湾の実現を目指すための対策として、港湾地区から内陸へ向かうトラックの運行ルートの分析を行い、内陸部での渋滞原因を究明することで、道路や橋などの改良を急ぎ、国際物流の円滑化を促す「物流ボトルネック解消プロジェクト(PJ)」を実施していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:56| 行政関連