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2003年04月24日

【物流】構造改革特区、第一弾スタートする

政府は17日、構造改革特区の第一弾として、57件を認定し21日から適用を開始した。

その中で、21日17時より、福岡アジアビジネス特区に認定された、博多港と福岡空港での時間外の税関手続きに必要な、臨時開庁手数料を半額にする特別措置を開始した。

税関の執務時間は午前8時30分から午後5時で、この時間外に税関手続きをするためには、1時間当り7,800円、午後10時から翌午前5時の間は8,300円を臨時開庁手数料として納付する必要があった。
輸出入業者は手数料の負担を回避するため、手続きを翌日に回すことも多かった。
博多港と福岡空港は、西日本では取扱貨物量が多く、24時間フルオープンで国際航路の貨物船の入港があったり、午前7時から午後10時まで航空機の発着があるなど、執務時間外でのニーズが高かった。

今回の特別措置で、物流コストの低減と、リードタイム短縮などの効果により、国際物流拠点としての前進が期待される。
また、福岡市では、事業者の負担が今年度で3,700万円以上削減できると見込んでいる。

なお、博多港・福岡空港以外に、東京港・横浜港・清水港・名古屋港・四日市港・大阪港・神戸港・下関港・門司港、成田空港・関西空港で、21日から臨時開庁手数料を半額にしている。

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投稿者:gotsuat 11:24| 行政関連