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2003年04月23日

【流通】行動履歴という資産

――営業マンの行動管理を携帯で――


   
『営業マンの行動管理を携帯で』
  
ナビッピドットコムは、携帯電話を利用して、企業が営業マンの行動を把握できるサービスを始めた。営業マンにはGPS機能のついた携帯電話を所持してもらい、位置情報サービスはASPで提供。専用ホームページから地図上に営業マンの現在位置や移動中といった状況を把握できる。緊急時に付近の営業マンへ的確な指示ができるなど、サービスレベルの向上にも役立つという。

  
ま: 出ましたねぇ
   営業マンの行動把握ツールが!!
   しかも携帯電話の機能を利用する訳ですから
   特別な端末を持つ必要もありません!

あ: ASPサービスだし
   導入も手軽になってるよね
   営業マンの管理ツール・・・
   そして行動把握、履歴も残るという意味で。。。

ま: 営業マンも大変だ!

あ: いやいや・・・そうじゃなくて
   顧客のニーズに即対応できるために
   全体的な視点も必要でしょ
   運送業界では配送車両の管理として
   既にこのような管理ツールが普及し始めている。。。

ま: 位置情報の把握って
   企業としてだけでなく
   個人にもひろがりつつあるんですよね
   身近なところではカーナビゲーション!
   GPSなんていう言葉もいよいよ一般化!ですか??

あ: NTTドコモからもGPS機能付き携帯が発売されたし・・・
   携帯電話としての機能でGPSがついているだけじゃなく
   GPSを利用することによって
   新しい何か付加価値が生まれるサービスがないと
   何にも機能しない・・・GPSだけじゃね!

ま: もちろん!GISなどとの連動によって
   始めて機能することくらいわかってますよ!
 
あ: 営業マンに持ってもらって
   位置を把握、状況もわかって・・・
   行動履歴として そこから無駄な動きがないか?
   担当顧客の割り振りだとか・・・
   外回りの営業が不可欠な業種には
   戦略的な視点をフィードバックするという意味において
   非常に有効となってきそうだね
   しかも導入が手軽!早い!
   企業向け営業、個人宅向けの営業など様々なシーンで
   位置情報、そして行動履歴の把握って
   進んでいくかもしれないね。。。

ま: 作業に関わる部分で
   生産性の向上っていろいろIT化が進んでいますけど
   営業その他の部分にも
   ITツールによる生産性管理が必要になってきたと言うことですかね・・・

あ: 営業マンだけじゃなくて
   組織としていろいろな活用方法もありそうだよ
   管理的な目的としての利用の他にも
   企業という組織以外で・・・ 
   例えば学校とか? 遠足時の生徒の管理に
   携帯電話を持たせてね!
   又、消費者に無料で貸し出して
   世代別行動パターンを蓄積して
   マーケティング情報などなど。。。
   リアルタイムに位置情報を確認できる機能
   そしてそれらの情報が積み重なって
   出てきた答えを元に新しい仮説を立てて・・・立証していく
   そういうプロセスに欠かせないツールとして考えてみると
   行動履歴自体も企業、組織としての資産に値するんじゃないかな?

ま: リアルタイムな位置情報の把握だけじゃなくて
   行動履歴の情報に価値が出てくるかもしれないんですね!

あ: Webの世界では
   閲覧者の「行動利益」が把握できるでしょ  
   同じように「人」の行動履歴を把握できれば・・・
   出店時のエリア情報や都市の計画、
   広告活動に至るまで
   様々なケースに利用が期待されるからね!

   あと端末を所有する側にも
   メリットとしての機能・工夫も必要だね

ま: 端末を所有する側にしてみると・・・
   ただ単に自分の行動履歴が見られるのって
   ちょっと気が進まない部分もあるでしょうね

あ: この間、ある方に指導してもらいました・・・
   情報機器が発達している時代
   例えばムーアの法則によって
   コンピュータ業界はめざましい進化を遂げている・・・
   でもその分、ホワイトカラーの生産性って向上したのか?ってね!
   ちょっと反省。。。しちゃったな

ま: 確かに・・・
   パソコンを購入する時には
   スペックのあれこれを比較したりしますけど
   自分がそのスペックにふさわしいパフォーマンスを
   発揮できるのか?ですね。。。

あ: 管理ツールとしてだけじゃなくて
   生活に密着したシーンやエンターテイメント的な利用方法も
   あってもいいかもね!   
   テーマパーク内でのイベントだとか・・・
   位置情報を取得するツールとしての端末
   そして位置情報をいろんなカタチで利用できるアプリケーション
   この組み合わせ方によって
   いろんな可能性が考えられる・・・
   位置情報のプラットフォームとしてね!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:49| 流通