<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年05月07日

【物流】住友重機械工業、港湾物流効率化システムに携帯電話を活用

住友重機械工業は、港湾物流の効率化を実現するシステム、「sCATO(エスケート)」を
開発した。
同システムは、携帯電話を端末として活用し、港湾物流に関連する荷主、船会社、物流会社、コンテナトラックのドライバー、ターミナルのスタッフなどが、各々に用意された専用画面で、あらゆる情報を把握し、指示が可能となる。
これにより、ターミナルゲートなどで発生するコンテナトラックの渋滞の解消につながる他、
ミスなどのトラブル防止や、省力化が図れる。

実際の処理は、コンテナの搬出・搬入手続きに必要となる情報を2次元コード化し、予めドライバーの携帯電話にメールをしておく。ドライバーは携帯電話をコードリーダーにかざすだけでゲートにおける手続きを済ますことができる。

費用は、サーバー保守料とバージョンアップを合わせて、サーバー当り月額30万円。
サービスの使用料は、アクセス当り、情報・画像利用の場合30円、2次元コード利用の場合60円となっている。

携帯電話を港湾物流の業務端末として本格的に活用するのは、世界的にみても今回が初めてで、同システムは今月からの実用化が決定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:24| IT関連