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2003年05月06日

【物流】財務省、今年7月より執務時間外の通関体制を整備

財務省は、今年7月より主要な港湾で、「執務時間外における通関体制」を本格的に実施すると発表した。先般公表された、「通関体制の試行の総括評価及び通関体制の整備」の中で明らかにされた。

港湾の24時間フルオープン化の実現には、官民の協力体制の構築が必要不可欠。
そのため、税関では、コンテナ貨物の取扱実績が多い税関官署で、執務時間外の一定時間帯に職員を配置する、「通関体制の試行 (7DAYSオープン・トライアル)」を実施し、問題点等の把握に努めてきた。

今回、通関体制の試行予定期間が過ぎたため、実施状況について総括的な評価を行った。
その結果、執務時間外における利用率は、約半年間の前年同期比で約340%と大幅な増加。また、多数のコンテナターミナルがゲートオープン時間を延長するなど、港湾関係者の積極的な動きが見られるなど、港湾の24時間フルオープン化に対し、官民関係者の前向きな取組みが確認されている。

この結果を踏まえて、同省では、一定時間帯に職員を配置し執務時間外における通関体制を本格的に実施する。対象となる官署は次の通り、

◎北海道:函館税関稚内税関支署
◎関  東:東京税関大井出張所・横浜税関本関・川崎税関支署東扇島出張所
◎中  部:名古屋税関本関・清水税関支署興津出張所・四日市税関支署
◎関  西:大阪税関南港出張所・神戸税関ポートアイランド出張所
◎中  国:広島税関支署
◎九 州:門司税関田野浦出張所・博多税関支署・下関税関支署・長崎税関本関

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投稿者:gotsuat 14:25| 行政関連