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2003年05月30日

【物流】「レンタル収納スペース推進協議会」の設立総会開催

消費者に収納スペースを賃貸提供している企業8社は20日に「レンタル収納スペース推進協議会」の設立総会を開催した。

「レンタル収納スペースサービス」とは、倉庫業法に基づいて寄託貨物を保管する「トランクルームサービス」とは区別され、物品を収納するスペースを消費者等に安全なセキュリティ設備を施し、賃貸借契約に基づいて賃貸するサービスとされている。

トランクルームサービスと契約内容で区別されていない状況にあり、消費者が内容を理解していないという実情を受け、国土交通省が昨年、「トランクルームサービスの推進と消費者保護に関する調査」を実施し報告書まとめた。
この中で、倉庫業者以外が展開しているトランクルームサービスに関して、具体的に整備できる事業者の自主的な協議の場を設け、検討していることが望ましいとされていた。

これをを踏まえて今回の協議会が設立された。
7社(小田急電鉄、京王不動産、京成電鉄、相鉄不動産販売、日本貨物急送、ライゼ押入れ産業)の設立発起人に加え、エヌエス興産が加わり8社で構成されている。

「設立の趣旨」において、「生活空間にゆとりと快適さを確保するため、消費者等に安心安全なスペースを提供し、快適な暮らしの創造に寄与する事業として、よりサービスの向上と消費者保護を目的に発足する」ことを明示している。具体的な実施項目は次の通り。

◇ レンタル収納スペース(RS)サービスに関する消費者への情報提供

◇ RSサービスのモデル約款の検討・整備

◇ 協議会メンバーに対し、サービスマークの付与

◇ 協議会メンバー間の情報交換

◇ 関連団体との緊密な連携

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:18| 行政関連