<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年06月04日

【物流】病院内外の物流に着手

九州産交運輸は今月から、九州全域を対象に、院内物流と院外物流の営業を本格化する。
同社は2年前から鴻池運輸の関係会社鴻池メディカルと業務提携を結び、病院内物流と病
院外物流に取り組む準備を進めていた。サービス名は『ホスピタル・ロジスティクス』。

≪院内物流とは≫

病院内における医薬品、診療材、診療機器などの物品、従事している人、膨大なデータ
(@中央管理A薬品管理B手術室管理C透析室管理Dカルテ管理E薬歴管理F機器履歴管理など)といった「物と人と情報の動き」を一括管理する業務である。
同社はそれらを統合的かつ効率的に運用し、各病院に適したオーダーメイド型の病院内物流システムの構築を行う。
それにより、医療現場の快適性向上、経営の効率化を同時に実現する。付帯業務としてメスなどの診療材の滅菌業務も請け負う。


≪院外物流とは≫

複数の病院や施設を所有している医療機関が主な対象となり、まずは個々の施設内の物流体系のシステム化を図り、その上でグループ全体を包括するセンター物流のシステムを構築する。これにより対象医療機関に対し以下のメリットを与えることができる。
@医薬品や診療材の共同購買による仕入れコストの削減
A在庫管理業務の集約による人件費コストの削減
B在庫リスクの圧縮

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:36| 物流事業者