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2003年06月20日

【物流】鉄道へのシフト活発化 〜5月のコンテナ貨物輸送〜

日本貨物鉄道(JR貨物)がまとめたものによると、5月のコンテナ輸送量は、昨年11月から
7ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。
特に、特別積合せ業界で、鉄道コンテナを利用したモーダルシフトが活発になってきた。
伸びている背景には、トラック業界では環境問題やスピードリミッター装置の義務付け
への対応が急務であり、特に、特積業界では長距離運行体制の見直しが進む過程で
鉄道輸送の経済性、優位性が改めて認識されてきたようだ。
5月実績では、18万3千トン、前年同月比較10.2%増加した。

福山通運では、輸送手段に占める割合を現行の1.1%(10万6千トン、2002年度実績)から
3年後に1割程度まで引き上げる。また、西濃運輸でも私有コンテナ(10トン)を一日平均140個程度載せているが、漸増傾向にあるとの事。

しかし、JR貨物によるとコンテナ輸送は順調だか、車扱を含めた全輸送が上向いてこない。
伊藤社長は、「コンテナは確実にアップしている。輸送品質を高め、利用者ニーズに対応
していきたい」と意気込んでいる。

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投稿者:gotsuat 14:59| 物流事業者