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2003年07月03日

【物流】「社会資本整備重点計画」 新5ケ年計画の素案まとまる

国土交通省農林水産省国家公安委員会は新しい5ヵ年計画として今年度からスタートする「社会資本整備重点計画」の素案をまとめ、共同で意見募集を始めた。

同重点計画は、これまで道路、空港、港湾などの事業分野ごとに策定されていた長期計画をひとつにまとめることで、従来は「事業量」に置かれていた計画策定の重点を「達成される成果」に置き換え、投資の重点化を図ることを目指す。
これにより各テーマ毎に重点目標を策定し、達成される成果を具体的な数字として挙げている。


<道路整備関係>
 ◇3大都市圏環状道路の整備率  現在の35% → 60%
自動車専用道路を利用する交通の割合 現在の13% → 15%
ETC利用率  現在の5% → 50% にそれぞれ引き上げる
 ◇道路渋滞による損失時間の削減  現在より10%削減
 ◇空港・港湾へのアクセス道路の改善


<空港整備>
 ◇国際航空分野のサービス提供レベル 2001年度 207億トンキロ → 300億トンキロに                                            引き上げ
 ◇大都市圏拠点空港の整備、空港周辺地域の環境対策、航空保安施設の整備などの重  点的取組み


<港湾整備>
 ◇コンテナターミナルの整備
 ◇ターミナル経営環境改善によるコスト競争力の確保
 ◇港湾物流の情報化等により国際海上コンテナ貨物の輸送コストの5%削減

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:51| 行政関連