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2003年07月04日

【物流】2002年度宅配便取扱量 〜上位3便独占化進む〜

国土交通省が宅配便取扱個数をまとめたものによると、2002年度のトラック宅配便と航空などを合わせた利用運送宅配便の取扱個数は、27億5,136万個であった。
前年度と比較すると、9,698万個、3.7%増となった。

同省の分析で、取扱個数が前年度より大きく上回った要因として、
@通信販売の需要拡大
A新規需要の開拓
B大手事業者が積合せ貨物を宅配便にシフトしている
為としている。

宅配便取扱個数の種別内訳としては、トラック宅配便が、27億2,207万個(前年度対比3.7増)と大半を占めている。さらに、全体の99.8%をを上位10便で占められており、「宅急便(ヤマト運輸)」「佐川急便」「日通ペリカン便」の上位3便で全体の82.4%とほぼ独占している。
また、利用運送宅配便も73万個(2.6%増)となり、「スーパーペリカン便」「飛脚航空便」
「宅急便タイムサービス」の上位3便で全体の83.4%と、こちらも上位3便がシェアの80%を
占める結果となった。

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投稿者:gotsuat 13:50| 物流事業者