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2003年08月05日

【物流】トラック事業者・03年4月〜6月の景況感

全日本トラック協会は先月30日、03年4月〜6月のトラック事業者景況感の調査結果を発表した。
これによると、全体で「悪化」は64%で前回より3ポイント増加、また「好転」も前回より1ポイント増加。
判断指標は前回の−72よりわずかに悪化し−75(マイナス3ポイント)となった。
4期連続で同水準になっていることに対して、「景気停滞感が続いている」と分析し、03年7月〜9月の見通しも−75となっており改善が見込めそうにないようだ。
(特積業者154社、一般貨物その他業者503社、回答率73%で集計。)

各事業者の概要は以下の通り。

◇ 特積事業者(宅配)
      (前回)      (今回)
・輸送量          −45  ⇒   −37(改善)
・営業収益         −47  ⇒  −38(改善) 

◇ 特積事業者(宅配以外)
   (前回)      (今回)
・輸送量                     −34  ⇒   −43(悪化)
・営業収益                  −38  ⇒   −49(悪化)
・営業利益                  −43  ⇒  −54(悪化)

◇ 一般貨物その他事業者
   (前回)      (今回)

・輸送量                    −39  ⇒   −46(悪化)
・営業収益                  −44  ⇒  −55(悪化)
・営業利益                  −53  ⇒   −61(悪化)


※指標は、各設問の各企業の回答に対し、増加・好転「+1〜+2」、横ばい「0」、減少・悪化「-1〜-2」の点数をつけ1事業者当たりの平均を100倍することにより算出している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:27| 物流事業者