<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年08月06日

【物流】日本アパレル産業協会、ICタグ実用化へ実証実験

日本アパレル産業協会は7月31日、アパレル業界標準RFIDシステム推進委員会を立ち上げ、第1回目の委員会を開いた。同委員会は、同システムの早期普及を図ることが狙いで設置された。

今回設立した委員会にはアパレルメーカー12社、百貨店6社、縫製工場3社のほかに、商社、ICタグや周辺機器の開発メーカー、ソフト会社などが参加RFIDシステムのビジネスモデルの作成やデータ項目の検討、技術開発など、あらゆる分野での検討を重ね、来年1月から2ヶ月にわたりICタグを使った実証実験を行う。
実証実験は縫製工場3社と、アパレルメーカー2社、百貨店2社の計7社で実施される。

日本アパレル協会は1999年にもICタグの実証実験を行っているが、様々な技術的な問題が指摘された。しかし、倉庫検品など物流に係る作業時間が40%程度削減できるという結果はでていた。

今回の実験内容は、工場での生産工程でICタグを装着、工場出荷から物流拠点を経て百貨店の店頭までの物流工程で、技術課題の検証、業務運用の検証に加え、導入時の経済効果などの調査も行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:26| IT関連