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2003年08月29日

【物流】福岡港公共コンテナターミナル 民間に長期貸し付け開始

福岡市は2004年4月、博多港にて全国初の特定ふ頭運営効率化推進事業をスタートさせる。

狙いは、公共のコンテナターミナル(CT)を民間事業者に長期間(30年以内)貸し付け、港湾コスト削減やサービス向上を図り、国際競争力を強化するもので、香椎パークポートとアイランドシティ(9月に一部で供用開始)のCTが対象となる。

構造改革特別区域法で港湾施設の貸付制度が創設されたのを受け、今月18日までに福岡市の第3セクター、博多港ふ頭が公募申請した。
貸し付ける事業者は選定委員会で決められ、10月にも国に特区申請を行う。

長期貸付制度の導入で、公設民営(上下分離方式)が実現し、一体的な運営や利用者ニーズに応じた独自の設備投資、柔軟な料金設定などを可能にする一方、福岡市も施設の運営コストと維持管理経費を削減、既存施設の効果的な活用により、新規公共投資を抑制が可能になる。


◇◇博多港ふ頭◇◇
1993年4月、市と運送、港湾、倉庫、地元銀行の計24機関が出資し、資本金7億円で設立。主な業務としては、港湾施設の整備と管理・維持運営、港湾荷役機器の賃貸など。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:37| 行政関連