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2003年09月10日

【物流】ETC限定の割引実験拡大 −首都高速と阪神高速では夜間割引も−

国土交通省は、ETC(ノンストップ自動車料金支払いシステム)を活用して7月から始めた高速国道の長距離割引実験など有料道路の通行料金割引に向けた社会実験を全国各地で実施する。

長距離割引に続いて、『首都高速道路』、『阪神高速道路』では、ETC限定の夜間割引の実施を予定している。利用率の悪い夜間料金を引き下げて利用促進を図ろうというもので、夜間料金を10〜20%割り引く方向で調整が進められている。


■高速の長距離割引

日本道路公団(JH)の高速国道を対象に、ETC車載器を搭載した車輌に限定して300キロメートル以上の長距離利用で、最大30%割り引く社会  実験を7月19日から来年1月18日までの日程で実施。
さらに、地方自治体からの提案による社会実験も計画。国交省の認可を経て近く割引料金の社会実験を始める。

※北海道の北海道横断自動車道、茨城県の常磐自動車道、兵庫県の阪神高速5号湾岸線、大阪府の阪神高速11号湾岸線、広島県の山陽自動車道などの20件が7月に締め切った第1次公募に応募。

国交省道路局によると、ETC車載器の普及台数は8月20日現在約145万台に達している。高速道路におけるETC利用率は首都高速道路で10%超、全国平均で8.7%にまで高まっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:48| 行政関連