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2003年09月11日

【物流】ICタグで物流管理 −DNPなど3社−

大日本印刷(DNP)、NTTコムウェア、サン・マイクロシステムズの3社は、ICタグを活用し、飲料用のペットボトル素材の物流管理実験を来月から開始すると発表した。

実験は、DNP柏工場から東洋倉庫を経由して、キリンビバレッジ湘南工場へ搬送される全てのコンテナにICタグを取り付け、三ヶ所に設置した専用リーダーでコンテナを認識するもの。

今回の試みで蓄積されたデータは、インターネットで閲覧できるほか、DNP社内の生産データと関連付ければ、受注、製品仕様、検査記録などの情報の把握が可能になるとともに、将来的には、日付管理や物流管理データと品質管理データとの連携や飲料メーカーでのデータ活用についても検証し、早期の実用化を目指す。

今回の実験は来月から来年3月まで実施され、目的として以下のことが挙げられる。

・クレーム発生時に同一ロットがどこにあるかを追跡するトレーサビリティ(履歴管理)
・ボトルメーカー、中間倉庫、飲料メーカーの在庫把握
・飲料メーカーにおける生産状況

などを管理する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:47| 荷主企業