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2003年09月16日

【物流】味の素、幹線鉄道輸送に31フィートコンテナを導入

味の素は、関東から関西・関東から九州間の幹線輸送に31フィートの大型ウイングコンテナを導入した。1995年からJRコンテナを本格的に利用しており、遠距離区間を常温/冷凍輸送へと拡大していた。現在、トンキロベースで18.1%をJRコンテナにシフトしているが、今後さらにJRコンテナの比率を高めていく計画であるという。

現状の積載パレットは12フィートコンテナ(5tコンテナ)で11型パレット6枚しか積めないなど効率が悪く、コスト高になることから、11型パレット8枚積載可能な15フィートコンテナなどを導入し、比較検討を行っていた。
今回は、大型車である10dトラックとほぼ同容量である、31フィートコンテナに切り替えることで、これまで以上に積載効率のUPが見込めるとしている。

31フィートコンテナは、日本石油輸送が製作したものを全国通運がリースして運用していく。
現在、大型コンテナは特積業者などが自社で保有するのがほとんどであったが、リース方式にすることにより、荷主企業の初期投資を少なくすることが可能となった。

また、2002年のCO2排出量の28500dであり、今回の31フィートコンテナの導入により、5%のCO2削減できるとしている。
また、味の素は、国土交通省の『環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験』にも申請・認定されている。


● 味の素株式会社 ●

事業特色   :調味料国内最大手。アミノ酸技術を多角的に利用、医薬・飼料も展開。
事業内容   :国内食品59、海外食品14、アミノ酸14、医薬6、他7
本社所在地 :〒104-8315 東京都中央区京橋一丁目15番1号 
  取締役社長 :江頭 邦雄
    創業年月日 :1909年5月20日 
設立年月日 :1925年12月17日 
資本金     :79,863百万円(2002年3月31日現在) 
従業員数   :4,820名(2002年3月31日現在)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:06| 荷主企業