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2003年09月12日

【流通】誠意の価値交換時代

――アルカディアンソフトウェア、
     「Win-Win交渉プランナー」日本語版発売――

 

 
 
『アルカディアンソフトウェア、「Win-Win交渉プランナー」日本語版発売』

アルカディアンソフトウェアは、「Win-Win交渉プランナー」日本語版を発売した。
「Win-Win交渉プランナー」とは、
交渉成果をあげるための戦術・戦略を提案するソフトウェア。
ユーザーへの質問から交渉状況を分析し
600個の戦術と100個の支援戦略から希望するスタイル、
目標などに適したアドバイスを行う。
「Win-Win交渉プランナー」(英語版)は、
AT&T、Shell、Amazon.com、Hewlett-Packard等の
ような有名企業でも活用されているという。


ま: はぁ・・・ 給料日まであと○日・・・
   なんとかならないかなぁ。。。

あ: どうしたの? せっぱ詰まった顔して?

ま: カードの請求日なんですよ  
   引き落としされたら口座の残高が・・・
   次の給料日まで 贅沢は敵です

あ: 僕も毎月同じだよ・・・
   小遣いの中でいろいろやりくりしないと・・・

ま: 「あ:」さんは小遣い制なんですね
   でも、自分で稼いだお金なのに小遣い制っておかしくありませんか?

あ: 「ま:」さんも、もう少しすればわかるよ
   それぞれ事情ってものがあることを・・・

ま: 大変なんですね。。。

あ: でも、先月から毎朝買う新聞代は
   小遣いとは別に貰えるようになったんだよ!
   これは大きな進歩だよ 僕にとって・・・
   徐々に理解を求めて、ようやく「承認」されたんだから

ま: 何やってるんですか?
   家の中で・・・

あ: これもれっきとした交渉だからね・・・

ま: 交渉ってそんなオーバーな・・・

あ: ビジネスシーンでの交渉事は
   最も重要な局面の一つ!
   大規模な取引の確定時、、、緊張の一瞬でもある
   交渉のプロ、ネゴシエーター・・・ そういう映画もあったっけ!?

ま: はい、テロリストとの交渉ですね
   その交渉人が犯人に!?
   交渉人同士のやりとりがリアルでしたよね

あ: 普段の生活の中でも 「交渉」事っていろいろある
   買い物時の値段交渉・・・
   特に関西では「勉強して!」というかけひき!
   ポイント制が普及しないと言われていたが・・・
   どうやらポイント制もすっかり浸透したようだね

ま: 家庭内での小遣い交渉・・・
   子供が親におもちゃやお菓子をねだる・・・
   そんなとこからも「交渉」を身につけていくんですよ・・・

あ: スポーツ選手の年俸交渉も同じ!
   ビジネスマンでも年俸制で契約もあるようだし・・・
   そこで代理人に任せちゃうケースが出てきた!

   今日紹介するソフトウェアは
   この
ビジネスシーンで必要な交渉を助けてくれる!?
   とても心強いソフトだ

ま: 「あ:」さんもビジネスシーンと言わず
   普段の生活の中でも利用されてみてはどうですか?

あ: 。。。。。。。。。。。
   確かに・・・・・

   でも相手も同じソフトウェアを利用していたら!?
   気心しれた者同士が将棋をうつようなものになっちゃうのかな

ま: それこそ、先程の交渉人同士のかけひきになっちゃいますよ!

あ: BtoBに限らず
   普段の生活の中でもいろんな交渉事があるって事
   特別なモノじゃない
   そしてソフトウェアによるサポートということで
   パソコンを利用したショッピング時に
   価格その他条件を交渉するアドバイス的機能も期待できる!?

ま: ネットショッピングで価格交渉ですか?!
   ちょっと厳しいかもしれませんよ
   リアルタイムのコミュニケーションができれば
   それこそ店頭で店員さんと話をしながら交渉が可能ですけど・・・
   いわば無人店舗的なネットショッピングで  
   誰と交渉するんです?

あ: リアルタイムじゃなくても可能だと思う
   メールやフォーラムでのやり取り・・・
   最後は電話での交渉!?
   もちろん費用対効果を考えないといけない
   ソフトウェア代より交渉によるメリットがなけりゃ
   逆ザヤになっちゃう

ま: ネットでの買い物で交渉ねぇ。。。
   そういう事が必要ないのも
   売り手側としてのメリットでもあるような・・・
   それに、交渉に関するノウハウが
   消費者側に備わってくると
   これから売り手側ってますます厳しくなってきますよ
   みんな交渉のプロ!ですから

あ: 逆にトラブルや苦情が減ってくるかもしれないよ
   本当に納得した上で購入してもらえる事によって。。。
   
交渉による極意とは
   最後に相手に「得した」と思って貰うこと!?
でしょ???
   特に高額商品の購入で
   しかも価格などの交渉が世間的に認められる商品については
   リアル店舗、そしてネット販売においても
   条件を微修正することによって購買機会を増やすという意味で
   交渉場面を設けることも
   結果的には販売機会の増加につながる可能性があったり・・・
  
ま: まぁ高額商品といっても
   高級ブランド店で価格交渉する人は少ないでしょう・・・

あ: リアル店舗を介した流通を見ても
   スーパーセンターの登場や営業時間の拡大
   新業態の台頭などによって
   消費スタイルも変化し続けている中
   
消費者にとって購入時に情報が氾濫していると感じられる面もある
   買い手側である消費者の購入時における
   最適な条件によるメリット創出のためにも
   それらの情報を整理し、より条件の良い買い物の方法・交渉を
   代理人であるかのようにサポートするサービスも
   必要とされてくるかもしれない。。。

ま: モノ、そして情報が氾濫する時代。。。
   「得」って一体何なのか?
   考えないといけませんね。。。
   特売品だけを買いに数件のスーパーをハシゴするのがいいのか?
   一カ所、どこかに決めてまとめ買いするのがいいのか・・・
   今、この価格で買うのがいいのか?
   もう少し待って、新しいモデルが出てから
   値下げするのを待つ方がいいのか・・・???
   何をもって「得」なのか?
   案外自分自身もわかってない場合があります

あ: 選択肢は多ければ多い程良いという訳でもないからね
   氾濫する情報、モノの中から
   最適な価値交換手段を提案・・・
   各々の「流通」を横断的に網羅した上で
   購入パターンを設定し、
   最後に交渉ノウハウまでが備わってくる・・・
   
消費者はますます情報武装してくるよ。。。

ま: 売り手側にとっては、厄介な時代かもしれませんね

あ: いやいや、そうじゃないと思うよ
   むしろ気持ちのいい価値交換ができるんじゃないかな。。。

ま: でも消費者が交渉のプロのノウハウを手に・・・
   なかなか厳しいですよ。。。負けられません

あ: 勝ち負けじゃなくて
   最後に大事なのは・・・「誠意」だよ

ま: 誠意ね。。。。。

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投稿者:gotsuat 14:54| 流通