<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2003年09月17日

【物流】港湾整備事業の2004年度予算概算要求に5458億円 −国土交通省−

国土交通省は10日、港湾整備事業の2004年度予算概算要求を発表。
活力、環境、安全、暮らしの4テーマに沿った重点施策に、総額5458億円を計上している。

目標と具体策については以下の通り、

▼「港湾物流の高質化」「港湾におけるロジスティクス・ハブの形成」「国際物流ネットワーク  の信頼性向上」
⇒ @ 船舶大型化に対応したコンテナターミナルの整備
A 物流拠点としての臨海部整備
          B 港湾24時間フルオープン化の実現
          C 港湾情報プラットホームの構築
          D 改正海上人命安全条約(SOLAS条約)に対応した港湾の保安対策強化
          E 安全、効率的な国際幹線航路の整備

▼スーパー中枢港湾の育成について、
   「港湾コストの3割削減」「リードタイムを2〜3日短縮」
⇒ ターミナルシステムの統合・大規模化、情報技術化に向け、次世代高規格コンテナ
         タ ーミナルの社会実験を行う。

▼改正SOLAS条約を踏まえた港湾の保安対策強化
⇒ 重要港湾の外航船用公共港湾施設に、不正侵入防止の為の整備を’05年度までに 
         100%完備させる。SOLAS条約に対応した国内法を整備し、港湾施設保安評価の 
         実施と港湾施設保安計画を承認する。

▼IT活用によるハード・ソフト一体となった施策への対応
⇒ 港湾物流関係者と関係行政との間で港湾情報プラットホームを構築。
港湾電子データ交換システムの普及率が100%になるよう、輸出入・港湾諸手続き
         のワンストップサービスへの利便性向上を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 13:06| 行政関連