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2003年09月17日

【流通】音楽だけ楽しめればいい! 目的別機器が消費を変える

――コンポレクス、
  ストリーミング配信システム「hotdat(ホットダット)」販売――

 

 
 
『コンポレクス、
   ストリーミング配信システム「hotdat(ホットダット)」販売』

コンポレクスは、ストリーミング配信システム「hotdat(ホットダット)」の販売をした。
「hotdat」は、インターネットを利用して音声をストリーミング配信するサービス。
サーバから一斉配信されるリアルタイム形式により、
エンドユーザーはインターネット接続したPCとWebブラウザのみで誰でも受信できる。
また、MP3/WMF等の音楽ファイルだけではなく、
音楽CDやマイクから入力した音声もデータを変換することなく直接配信でき、
曲の登録、入れ替えを独自の配信マネージメントシステムにより設定可能。
ブラウザ上から簡単な操作で配信プログラムを変更する事ができる。
見た目を好みのデザインへ変更、
プレーヤー上に音楽と同時に曲名・歌手名などのテキスト、
あるいは広告バナー、リンクなどを配信することもできる。
配信する音楽ファイルをサーバ上に設置しないため、不正コピーも防止できるという。


ま: 「あ:」さん
   連休はどう過ごされてましたか?
   我々の住む地域はいい天気でしたから
   ちょっと遠出をしてきました

あ: へぇ〜 そうなの
   で、どこに行ってきたの?(って聞いて欲しそうなので)

ま: はい! 実は・・・軽井沢へ・・・
   やっぱり涼しかったですねぇ〜
   すがすがしい空気が疲れを癒してくれるようで・・・

あ: いいねぇ。。。
   僕は事務所に来て少しカチャカチャやってたんだよ
   って言っても少しの時間だけど。。。

ま: なんだぁ〜 休みの日にわざわざ出なくても・・・
   仕事が遅い証拠ですよ!「あ:」さん!!!

あ: 。。。。。。。。。。 (な、何も言い返せない)

   休日に、一人の事務所・・・
   静かすぎて、なんだか集中できなくなってね。。。
   インターネットラジオを聞きながら   
   カチャカチャやってたんだよ

ま: それだったら自分の持ってるCDを持っていけばいいのに・・・
   僕だったらそうしますね
   
あ: 音楽聞きに出勤してるんじゃないからね・・・
   今やパソコンで音楽を楽しむ事って
   聞く楽しみもあれば編集、中には作曲なども
   楽しんじゃってる人もいるからね

ま: 音楽ファイルの利用の仕方としても  
   iPod(アップル)やgigabeat(東芝)など
   自分の音楽ファイルを最大で10000曲も持ち運べるんですよ
   全て使いこなす以前に電池の寿命が持ちません。。。

あ: 10000曲って・・・ 
   10曲入りのアルバム1000枚分かよ!!!
   もうほとんど音楽サーバーといってもいい!

ま: それに・・・パソコンと同じく容量も増えていくんでしょうね・・・
   容量がどんどん増えていっても
   機器自体はコンパクトなものですし
   携帯可能な音楽サーバーですよ 

あ: 自分が購入した楽曲を楽しむ機能
   そしてネットワーク接続機能が付加されれば
   インターネットラジオも楽しめたり
   直接楽曲を購入できるようになるかもしれない
   著作権保護など法的な課題もクリアすれば・・・

ま: パソコンを介して楽曲を取り込んだり編集しなくても
   音楽専用の機器として
   さらに機能の拡大も可能ですね!

あ: ラジオやポータブルCDプレーヤー
   そして今注目のiPodなど
   
従来の音楽を楽しむ機器(ハード)も役割がかわってくる!?
   自分が「所有」する
   音楽ファイルのある場所(マイ・サーバー)を中心とした
   むしろネット接続器のように・・・
  
   ウォークマン、カーステレオなどによって
   自分のお気に入り音楽コンテンツを 持ち出す環境が整って
   そのプラットフォームには カセットテープ、CDという
   パッケージメディアが使われていてた・・・
 
ま: そこでウォークマンが登場し
   今ではポータブルCDプレーヤーをはじめ  
   MD、そしてDVDプレーヤーまでも携帯可能になってます
   
あ: これらは既存のパッケージメディアを前提とした
   音楽ソフトの流通、楽しみ方を大きく変えてきた・・・
   そして通信機能を持つ事によって
   
持ち運んで楽しむ機器の役割と
   楽曲を所有する形式と場所
   それぞれ構成が変わってきそう
だ・・・

   市場に流通しているCDなどの音楽コンテンツ
   あるいはダウンロードで好きな曲を購入する
   そして自分専用の音楽サーバーへ蓄積していって・・・
   楽しむ場合は「音楽専用」の機器が  
   サーバーへ読み込みにいって楽しむ。。。。
   iPod、そしてカーステレオなど
   あらゆる音楽を楽しむ場面で対応できれば・・・
   わざわざCDを持ち歩かなくても済むし 
   MDへの録音やパソコンからの読み込みも不必要になってくる!
   おまけにインターネットラジオも楽しめちゃうってわけ!

ま: 音楽専用の機器っていうところがポイントですね
   あわよくば携帯電話でもその機能は果たせそうですけど・・・
   でも、音楽を楽しんでいる間は
   本来の電話、そしてメールの送受信に影響を及ぼしそうです

あ: 米国では パソコンでの音楽ファイルの利用のうち
   約3分の2が 無料交換ソフトの利用だそうだ・・・
   普及済みの既存のハード機器を利用した音楽の楽しみ方に
   インターネットによる技術革新が取り入れられ
   法的な整備、そして新たな技術的課題が出てきた・・・
   これらは、「インターネットありき」で
   
新たな流通体制の整備が必要になっている・・・

ま: その一つとしてストリーミング技術を利用した
   楽曲の楽しみ方もあるんですね
   自分の所有する楽曲をストリーミングで楽しむとか・・・

あ: ステレオ、CD・MDプレーヤー、カーステレオが
   分け隔て無く利用できるようになったりね
   音楽ファイル以外でも
   写真・動画が同じように楽しめたり・・・

ま: 機器として決定的に違うのが「画面」の必要性です。
   これも集約されつつあるのが・・・携帯電話なんですが、、、

あ: 楽曲の売買スタイルも
   パッケージングを前提とした スタイルから
   こうしたストリーミング形式による楽しみ型に
   対応した消費形式を 作り上げていくべきだと思う
   自分の所有物としていつでもどこでも楽しめる
   「音楽専用機」のように
   機能を特化し、かつ既存・新しい流通構造に適した
   
目的別に特化した機器がネットワーク機能と融合して
   新しい消費文化をつくっていきそうだ・・・


ま: コンテンツ消費の定義
   そして売買のスタイル、楽しみ方まで
   オール・イン・ワン的なパソコンから
   目的別に機能特化した機器の登場ですね!!!

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:50| 流通